大都市にお住まいの方へ
当サイトでは緑豊かな環境で暮らすことによって得られるさまざまなメリットや自然豊かな都市を紹介しています。大都市になればなるほど自然のある環境は少なくなりますが、公園の近くに住んだり観葉植物をインテリアに取り入れたりすることで身近に感じることができます。
読み始める前に
市民同士が強く結びついている【大阪府豊中市】
交通アクセスが抜群
豊中市は関西の主要都市でもある大阪市の北側に位置しているため、交通アクセスが抜群です。市内には阪急宝塚線や大阪モノレールが走り、縦横には中国自動車道や阪神高速11号線、名神高速道路といった高速道路や新御堂筋線とも言われる国道423号線が走っています。さらに大阪空港もすぐそばにあるため、鉄道や車、飛行機などの交通の利便性は非常に高くなっています。
救命意識が高い
人口のわりに救命講習の修了者数や、救急隊・救急救命士の数が非常に多く、その数は全国でもトップクラスに入ります。市民の救命に対する関心も高く、豊中市消防局では月2回普通救命講習を実施しています。また不定期で、上級救命講習、乳幼児予防救急講習、高齢者予防救急講習が行われています。市内のどこかで体調を崩したり怪我をしてしまったら-。もしかしたら身近に救命講習を受けた人が居合わせるかもしれません。もちろんそうならないのが一番ですが、身近に救命講習を受けた人が多いというのは安心できますね。
プロフェッショナルチームの存在
豊中市には日本センチュリー交響楽団というプロの音楽チームがいます。服部緑地内にあるオーケストラハウスを本拠地としている日本センチュリー交響楽団は、大阪府のオーケストラとして1989年に発足しました。定期演奏会の他に依頼公演、音楽鑑賞会など年間200回以上の公演を精力的に行っており、その中には音楽が体感できる『Touch The Orchestra』というイベントもあります。これは学校単位、学年単位で行われるイベント(教育プログラムの一環)で、見て、聴いて、触れて、オーケストラを体感する内容になっています。個人での参加はできませんが、機会があればぜひ参加してみたいですね。
また、Jリーグのガンバ大阪も豊中市をホームタウンのひとつとしています。地域の人々との交流を積極的に行い、小学校に訪問して子どもたちと交流したり、年長から小学校6年生を対象としたジュニアスクールを開催したりと、身近にプロ選手を感じる事ができます。
千里中央公園はローラーすべり台が一番人気!
豊中市には花しょうぶ園やバラ園をはじめ、数多くの公園があります。中でも東部にある千里中央公園は1972年に開園した歴史のある公園で、展望台やローラーすべり台、噴水広場があり、市内では根強い人気を誇っている公園になります。
展望台は入場無料!残念ながら夜間は閉鎖されてしまいますが、日中は展望台から大阪市内はもちろん、エキスポシティ、太陽の塔、遠くの六甲山も一望できます。
千里中央公園で一番人気があるのが、150mちかくあるローラーすべり台です。とにかく長いすべり台ですが、なんと途中に「すべる人」「おりる人」の分かれ道が!すべり台の途中で「すべる」「おりる」2つの選択を迫られますが、すべり台を続けたければ右へ進み、途中で違う遊びがしたくなったら左に進みます。左の「おりる」を選択した場合、すべり台は途中からアスレチックに切り替わります。
公園内には他にも水遊びができる噴水広場や野鳥の観察小屋、青少年の団体用の炊事広場があります。園内にはおよそ300本の桜が植えられており、春のお花見シーズンにはお花見と公園遊びを一緒に楽しむことができます。
大阪の四大緑地の1つ「服部緑地」
四大緑地とは、防空緑地計画(1941年)に由来して指定された緑地のことで、大阪市鶴見区に位置する『鶴見緑地』(平成2年に国際花と緑の博覧会開催、)八尾市・東大阪市・大阪市平野区に広がる『久宝寺緑地』、大阪府堺市北区にある『大泉緑地』(大阪みどりの百選の1つ)、そして豊中市寺内に位置する『服部緑地』の4つの緑地を言います。
『服部緑地』は、約126.3ヘクタールの面積で甲子園球場33個分という広さ。公園のほぼすべてが風致地区に指定され、日本の都市公園百選や日本の歴史公園百選にも選出されています。
梅田からであれば、北大阪急行「服部緑地」駅が最寄。駅の西口を出て西方向へ徒歩5分ほど行くと服部緑地東中央広場が来園者を出迎えます。都市の近くで豊かな自然を感じることができるため、休日ともなると多くの来園者で賑わいます。
服部緑地東中央広場から左側へ進むと野外音楽イベントでおなじみの服部緑地野外音楽堂が位置し、園内はこの他にも円形花壇や服部緑地都市緑化植物園、日本民家集落博物館、野球場、スポーツ施設、競技場、乗馬センター、こどもの楽園、バーベキュー広場、ウォーターランド、レストハウス、大きな広場などが整備されています。
「広大な公園で何をしよう・・?」と思う人は、四季に合わせたイベントに参加したり、服部緑地のホームページでは『野鳥MAP』が公開されているので、それを見ながら水辺の野鳥を探してみてはいかがでしょうか。園内は松林や緑道なども整備されているため、自然の中をのんびりと散策したり、お弁当やおやつを持ってピクニックなどもおすすめです。
『服部緑地』の入園料は無料。一部の施設では入場料が必要です。有料駐車場が4か所ありますが、できれば自然やエコのことを考えて、バスや電車など公共交通を使ってアクセスしましょう。(2019.10.15追記)
大都市で身近に自然を感じたいのであれば公園の近くに住むといいでしょう。公園には樹木や花々もあり土地も開けているため爽やかな空気を感じることができます。小さな子どもを対象とした遊具が置かれているため親子連れが数多く訪れていますが、芝生もあり、休憩に便利なベンチが設置されているところも多いので世代に関係なくのんびりと過ごすことができます。晴れている日にはレジャーシートを広げてピクニックやお昼寝をしてもいいでしょう。
大阪市の北側に位置している豊中市は鉄道や高速道路が充実し、空港も近いため交通アクセスが良好な都市です。また、市民の救命に対する意識も高く、救急講習の修了者数や救急救命士の数は全国でもトップクラスに入るほどです。そのため、市内のどこで体調を崩しても迅速な処置を受けることができます。市内にはたくさんの公園がありますが、その中でも古い歴史のある千里中央公園には300本の桜が植えられており、春にはたくさんの人がお花見に訪れています。
府中市は東京という大都市にありながらも公園が多く自然を身近に感じることができます。ベッドタウンとしての要素も持っていますが、市内を拠点としている企業も多く一般的なベッドタウンとは一線を画しています。市内にある府中の森公園は授乳室やおむつ交換台も完備されているため小さな子どもがいる家庭も気兼ねなく行くことができます。公園には売店もあり、遊び道具や軽食を販売しているので手ぶらで行っても十分に楽しむことができるでしょう。
森林浴はリフレッシュ効果があるということで大変人気がありますが、その中でも滝や川など水辺の近くはマイナスイオンの効果も得られるということで訪れる人の数は少なくありません。しかし、マイナスイオンは科学的には証明されていないため森林浴はマイナスイオンの効果を得られるというよりも、植物が出すフィトンチッドによってストレスホルモンが低下し、自然に触れることで癒しを得られることだといわれています。