心身ともにリフレッシュしたいなら、自然のパワーを活用!

Vida verde! 緑のある生活

緑豊かな公園で日光浴をして高い健康効果を得よう

大都市にお住まいの方へ

当サイトでは緑豊かな環境で暮らすことによって得られるさまざまなメリットや自然豊かな都市を紹介しています。大都市になればなるほど自然のある環境は少なくなりますが、公園の近くに住んだり観葉植物をインテリアに取り入れたりすることで身近に感じることができます。

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病気予防にもなる日光浴!

病気予防にもなる日光浴!

日光浴は健康に良い?

日光を浴びることは健康に良い効果をもたらす、と聞いたことはあっても実際に日光浴を行っている人はどれくらいいるでしょうか?
日光を浴びると日焼けしてシミが増えたり皮膚ガンになったりする可能性もあるため、日焼け止めなどを使ってなるべく日光を浴びないよう遮っている人の方が多いはずです。しかし、近年、実は日光を浴びることは非常に健康に良いということが分かってきました。
なぜなら、日光を浴びることにより体内でビタミンDが作られるため骨が丈夫になったり、日光に含まれる紫外線や赤外線が体を温めたりする効果があるからです。紫外線は日焼けのもとになるためお肌には大敵!と思っている人も多くいますが、実は紫外線は日焼けのもとになるだけでなく、お肌の殺菌効果もあるんです。そのため、日焼けのもとだからと紫外線を浴びないよう日光を遮ってしまうのは少しもったいないような気がします。

病気のリスクも減る?

ガンや糖尿病、アトピーといった病気を患っている人は低体温の人が多いと言われています。健康な人ほど体温が高い傾向があるため、体温を上げ免疫力を上げるためにも低体温は避けておきたいところです。そのためにも日光を浴びて体温を上げるようにしましょう。
また、イギリスのエジンバラ大学のウェラー博士によると、日光に当たることでビタミンDが生成されるだけでなく血圧を下げる効果もあり、これは皮膚ガンになるリスクよりもはるかに重要で健康の向上に日光は重要な役割を果たしているそうです。

認知症の発症リスクを下げる?

記憶や学習、言語など知的な働きをさす認知機能にはビタミンDが大きく関係しています。ビタミンDのレベルが高い人は認知機能障害になるリスクも低く、そのリスクはビタミンDレベルの低い人に比べるとおよそ半分ほどです。認知機能障害は日本人の国民病とも言われる認知症の発症リスクを高めますが、ビタミンDでそのリスクを半減することができるなら積極的にビタミンDを生成した方がいいに決まっています。
最近の研究ではビタミンDの欠乏は認知機能障害のリスクだけでなく多発性硬化症やパーキンソン病との関連も示唆されているため、これらの病気を予防するためにもビタミンDを生成することができる日光浴は健康の向上には欠かせないことが分かります。

うつ病を改善する?

うつ病は強いストレスや不規則な生活が原因となって引き起こされることが多くありますが、これは神経伝達物質のセロトニンが減少するためです。セロトニンは人の体内時計をつかさどり、穏やかな感情を与える作用があります。
セロトニンは錠剤などの薬で増やすこともできますが、日光を浴びることでも増やすことができます。なぜなら日光を浴びることで体内時計が整い、セロトニンの働きを活発にするからです。
薬を服用するためには医師の診察を受けなければならず手間がかかりますが、日光浴は晴れている日であればいつでも行うことができ、しかも料金がかかるわけではないので、医師の診察を受けるよりも気軽にできます。

「グリーンエクササイズ」のすすめ

2010年にイギリス・エセックス大学が、森林や水辺など、自然豊かな環境の中で、ウォーキングやサイクリング、農作業やガーデニングなどで体を動かしたときに見られる影響について、約1200人の男女年齢関係なく調査をした結果…。
1)自然の中で体を動かすと、スタート約5分で気持ちが前向きになり、気分が向上。自尊心の低下状況が改善する。
2)特に水辺での運動はより高い効果がある。
3)運動の種類、エクササイズの内容の違いによる気持ち改善の違いは特に見られない。
という調査結果が出たようです。
また、同じ様な研究が日本でも行われており、都市部であっても自然のある中での運動は、平均で約2%の心拍数の低下が見られたり、「快適感」「鎮静感」などの被験者の主観の部分についても上昇が見られたようです。
他にも、花や緑には「調整効果」があるというような研究成果もあります。ストレスが沈静化したり、落ち込んでいた気持ちが上向いたり、やる気がみなぎってきたりと、生活のあらゆる場面で緑が身近にあることが良い影響をもたらしていることが分かっています。

そういうことから、ぜひ「グリーンエクササイズ」をおすすめします。自然の中で体を動かすこと、短い時間であったとしても、心身ともに健康・健全になることができるはず。わざわざ、自然の多い場所に遠出するということでなくても、子どもと一緒に公園へでかけてみるとか、ちょっとした外出の際に、木々の生えている道を選んでみる、川が流れている近くを通ってみるなど、それだけでも効果は得られます。道具や準備などもいらず、気軽にできる「グリーンエクササイズ」で健康を維持しましょう。(2021.09.05追記)

大都市で身近に自然を感じたいのであれば公園の近くに住むといいでしょう。公園には樹木や花々もあり土地も開けているため爽やかな空気を感じることができます。小さな子どもを対象とした遊具が置かれているため親子連れが数多く訪れていますが、芝生もあり、休憩に便利なベンチが設置されているところも多いので世代に関係なくのんびりと過ごすことができます。晴れている日にはレジャーシートを広げてピクニックやお昼寝をしてもいいでしょう。

大阪市の北側に位置している豊中市は鉄道や高速道路が充実し、空港も近いため交通アクセスが良好な都市です。また、市民の救命に対する意識も高く、救急講習の修了者数や救急救命士の数は全国でもトップクラスに入るほどです。そのため、市内のどこで体調を崩しても迅速な処置を受けることができます。市内にはたくさんの公園がありますが、その中でも古い歴史のある千里中央公園には300本の桜が植えられており、春にはたくさんの人がお花見に訪れています。

府中市は東京という大都市にありながらも公園が多く自然を身近に感じることができます。ベッドタウンとしての要素も持っていますが、市内を拠点としている企業も多く一般的なベッドタウンとは一線を画しています。市内にある府中の森公園は授乳室やおむつ交換台も完備されているため小さな子どもがいる家庭も気兼ねなく行くことができます。公園には売店もあり、遊び道具や軽食を販売しているので手ぶらで行っても十分に楽しむことができるでしょう。

森林浴はリフレッシュ効果があるということで大変人気がありますが、その中でも滝や川など水辺の近くはマイナスイオンの効果も得られるということで訪れる人の数は少なくありません。しかし、マイナスイオンは科学的には証明されていないため森林浴はマイナスイオンの効果を得られるというよりも、植物が出すフィトンチッドによってストレスホルモンが低下し、自然に触れることで癒しを得られることだといわれています。

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